犬を連れての宿泊もOK!サーフィンの町・千葉県一宮町のカジュアルリゾート
おんな旅。それは、何もかも知り尽くした女を心から満足させる、再発見の旅。
池田美樹のおんな旅、今回は千葉県一宮町に出かけます。
千葉県一宮町。この町が、2020年の東京オリンピックにおけるサーフィン競技の会場になったと聞いた時、あれ? オリンピック? と思いました。それもそのはずでした。サーフィンは、東京2020で新たに採用される競技なのです。
その会場に選ばれた町に、「海辺に暮らす」をテーマにしたおもしろいホテルがあると聞いて、さっそく泊まりに行ってみることにしました。
神奈川県横須賀市の久里浜港から東京湾フェリーに乗ること約40分、千葉県富津市の金谷港まで行って車で向かうというコースが私のお気に入り。短い時間とはいえ、船に乗ると旅心がワクワクうずきます。
▲久里浜〜金谷を1日約14往復している。チーバ君ラッピングに乗れたらラッキー!
▲広いデッキで風に吹かれるのもよし。
金谷港からゆるゆると観光などしながら一宮町に向かうと、赤と黒のひときわ目立つ建物が見えてきました。こちらが今夜のお目当ての宿、カジュアルリゾートCOFF。
目を惹く建物は、…コンテナ!? 実はこれ、港などに置いてある輸送用コンテナをそのまま持ってきたわけではなく、コンテナ建築とよばれる技術を使ってつくられたもの。当然ながら、断熱や防音もバッチリ施されているそうです。
中に入ってみると、1Fはこんな感じ。意外と広いし快適そう!
1Fの反対側にはキッチンも備え付けられ、自炊にも対応しています。
2Fへ上ってみましょう。
そこには心地よさそうなベッドルームがありました。
そして、テラスにはなんとジャグジーが!
この「メゾネットモジュール」とよばれる建物に興味津々だったのですが、今回宿泊したのはここではなくて、2018年の8月にできあがったばかりの「グランスイート」。車椅子の方が、同伴者のサポートを得て快適に過ごせるよう、ユニバーサルデザインを推進する株式会社ミライロの監修により出来上がった部屋です。
さっそくそのお部屋に向かいましょう。
部屋にはもちろん一切の段差がなく、広いリビングが見渡せます。
ベッドルームはこの通り。エクストラベッドを入れれば4名まで宿泊可能。
中庭の緑が映えるバスルームも広々としています。
到着して、しばしこの快適な部屋でひと休み。自分の別荘にでも来たかのような感覚で過ごせるのは、個々の部屋が独立しているつくりだからでしょうか。
COFFにはほかにも、バス・トイレが共同のリーズナブルな木造建築「本館」もあるので、目的によって部屋を選べるのもうれしいですね。
この日は夕食つきプランだったので、夜には、屋根付きのテラスでBBQを楽しみました。新鮮なお肉と上質な野菜たっぷりのBBQは、美味でしかも食べきれないほどの量! すっかり満足して眠りにつきました。
実はもうひとつ特筆すべきことに、こちらには犬同伴可の部屋が3つあります。敷地内にドッグランも併設しているので、運動させてあげることもできるのです。
ペットは中型犬まで、料金はなんと1匹分は含まれているということなので、愛犬と一緒に旅したい人にもぴったりですね(2匹目以上は1匹+1000円)。実家の犬を連れて行ってあげたら喜ぶだろうなと思いました。
千葉県の南房総地区は、東京都内からドライブで行くにはちょっと時間がかかるところ。でも日帰りで行くのはちょっとつらい…そんな時にはこんなカジュアルリゾートに宿泊して、スマートに過ごすのも手。観光も、グルメも、思いっきり楽しむことができます。
サッと決めてすぐに旅に出かけることのできる、大人の女が知っておくといいリゾートホテルと認定いたしましょう!
Casual Resort COFF Ichinomiya
※2018年8月の情報です。詳しくは公式サイトなどでご確認ください。