2019年07月31日

30代の自分に後悔していること|2019年7月の座談会

30代の自分に後悔していること|2019年7月の座談会

東京で、強く、美しく、賢く働く40代のためのメディア「Beautiful 40’s(ビューティフルフォーティーズ)」。7月のテーマは、「30代のときに、やっておけば良かったと後悔していること」。
後半は「30代の時にやっておいて良かったこと」についてもお話しします!

【左】ディレクター 及川恵利 >twitter
【左】プロデューサー 守山菜穂子 >twitter

 

30代の人に伝えたい!
私たちの後悔のハナシ

菜穂子:編集長の池田美樹が今、ピースボートに乗って、3ヶ月の世界旅行に出ているんですよね。

恵利:美樹さん、今、どこにいるんだろう〜?

菜穂子:先日、キューバの首都ハバナにいたよね。その後、南アメリカからオーストラリアに向かって船が動いてる最中という感じだったよ。

恵利:毎日、違うところにいるし、世界一周の旅ってすごいよね。最初はネットで対談しようと思ったのですが、さすがに太平洋の上で、通信環境が悪いみたい。

菜穂子:ということで今月は美樹姉(ねえ)がおらず、2人で対談します。珍しいね。

恵利:初のパターン!

菜穂子:それで2人で、何の話をしようか考えたんですけど。この「Beautiful 40’s」は、40代の人(フォーティーズ)向けと言いながら、実は30代も、50代の人も、けっこう読んでくれていて。

恵利:よくそういうお声、聞きます。

菜穂子:50代の方からは「内容を40代に限るのは、やめてほしい! 私たち50代も読んでるんだから!」っていうお叱りを時折いただくんです(笑)。はい、50代のこともちゃんと考えてます。考えてますが、今回は「30代に対するメッセージ」を話してみようと思うんです。

 

30代でもっと真剣に
仕事に向き合えばよかった 

菜穂子:30代の自分に後悔してること。何かありますか。

恵利:私は特に30代前半のとき、もっと仕事に対して、真剣であればよかったな、と思う。

菜穂子:へえ〜。ちょうど私と恵利さんが取引先で、一緒に仕事していた頃だよね。恵利さんはテキパキ仕事してたと思ってたけど。

恵利:「真剣じゃなかった」って言うと怒られそうだね。実はそのとき結婚していて、彼が事業をやっていたので「ゆくゆくは私もそっちに行くんだ、彼の事業を手伝うんだ」と思っていたのね。割と依存してたの、当時のパートナーに。だから自分の仕事をあまり真剣に考えていなかった。

菜穂子:なるほど。

恵利:ところが、後にディボース(離婚)するわけです。30代半ばで1人になって、ポーンと放り出されたときに、この数年間のブランクがすごく大きかった。自分が実は中途半端にしか仕事をしていなかったと思い知らされた。

菜穂子:そうかあ。

恵利:会社で与えられた仕事をマジメにはやっていたけど。自分の将来とか、この次に何がしたいかとか、自分がどうありたいとか、考えていなかった。今、思えば、仕事を通した「主体性」が欠けてたんでしょうね。

菜穂子:こちらが何も考えてなくても、会社はどんどん仕事をくれるからね。目の前のことを一生懸命やってれば、30代ぐらいまでは、それなりに結果も出るし。

恵利:与えられた仕事があって、結果もそれなりに出ているからいいやと、そんな気持ちでいたのでね。本気で自分の未来を考えている人と、気づけば大きく差がついてしまってた。そこが後悔だな。

菜穂子:今、30代の人はどうしたらいいと思う?

恵利:現状に満足せず、貪欲(どんよく)さを持つといいと思う。「自分はもっと、できるんじゃないか」「今の仕事の幅を超えて、もっとこうしたい」って、前向きな気持ちを持つ。そうすると、自信もつくし。なんなら今の会社じゃなく、他にやりたいことが見つかるかもしれない。

菜穂子:うん、うん。

恵利:自分が主体でいると、「欲」が出るでしょう。その「欲」が、自分が成長する糧(かて)になると思うんだよね。あの頃の私には、その「欲」がなかった。本当にもったいなかったと思う。

菜穂子:なるほどなあ。今でも例えば、こういう人がいるじゃない。「会社から、これをやれって言われたら、ちゃんとできる。でも私って、本当は何がやりたいのかな?」

恵利:いるね。

菜穂子:彼女たち、彼らが「自分が主体」になるには、どうしたらいいのかな。

恵利:自分の与えられた環境を、とにかく深掘りしてみる。でも1人じゃ限界があるので、その状況を周りの人に言うといいよ。

「私、もっと自分の仕事を深掘りしたり、大きくしたいんですけど、どうしたらいいですか?」「もっと前に進みたいんです」って。すると周りの人が手を差し伸べてくれたり、ヒントを与えてくれると思う。

菜穂子:ああ、なるほどね。それが貪欲さだ。会社員の人でも、フリーランスでも、今日から言える。上司や先輩と面談するとか、社長と喋るときに、聞いてみればいいんだ。

恵利:そう。甘えていいんだよね。

菜穂子:「私、もっと大きい仕事がしたいんです。仕事を深くやりたいんです。どうしたらいいですか」って?

恵利:「これからどう仕事を深めたら良いか、わからないんです」「自分は今、ちょっと先が見えなくなってるんですけど、どうしたらいいと思いますか?」って。素直に言っていいんじゃないかしらね。

菜穂子:うわー、かわいい後輩だな! そんなこと聞いてくれたら、もう、おじさんたち、おばさんたち、みんな、めちゃめちゃアドバイスしちゃうね(笑)。

恵利:かわいいでしょ? 30代って、まだ甘えられるからね。

菜穂子:これは確かに、30代におすすめな手法だわ。貪欲になる。貪欲になるやり方がわからなかったら、周りの先輩に聞いてみる。とっても良いアドバイスだと思います。

 

30代に欲しかったアレ
周りにあげてしまえば良かった 

菜穂子:私の後悔は「30代の時、人にもっと優しくしておけば良かった」かな。

恵利:えっ、そこ聞きたい! なんでそう思ったの?

菜穂子:うーん、20代・30代のときは「私が、私が」っていうワガママが結構あったと思うんですよね。自分の幸せ、というか、自分の気分の良さなんかを、第一の判断にしてたし。

恵利:まあそうよね〜。若い時は。

菜穂子:なんかもっと、めちゃくちゃ人に優しくしておけば良かったな! 全然できたな! って、今なら思う。

恵利:「反省」ですか?

菜穂子:「反省」ですね(苦笑)。これから取り返すように、人に優しくしようかなと思いますけど。

恵利:そういうのがあっての、今があるんじゃない。

菜穂子:そうかもね〜。あと20代・30代の時は、先輩にも、後輩にも「絶対、負けねえ!」と思ってたし、「自分が1番、仕事ができる人でいたい」と思ってた。でも今思えば、そんな手柄は、ポイポイと周りにあげちゃって良かったな、とも思いますね。手柄を取り合う必要はなかったっていうか。

恵利:まあ、でも、見てる人はちゃんと見てるので。それが「やる気がある」と捉えてくれた人もいたでしょう。

菜穂子:「やる気がある子」とは思われてたでしょうね。それで大きなチャンスも頂けたとは思うけど。我(が)が強かったなあ。思い出すと恥ずかしいね。

恵利:今から、そうすればいいよ。

菜穂子:なんか、若い人にはどんどん投資していいんだな、って、ジャニー喜多川さんの葬儀を見ていて思いましたね。

恵利:そこ!

菜穂子:芸能ニュース見て、「ジャニーさん、すごいなあ、こういうの、本当に大事なんだなあ」ってしみじみ思ったんですよ。人生は、人を育ててなんぼだな、って。

恵利:人を育てると幸せになれる、という座談会も、以前していたよね。

菜穂子:あっ、でも昔の後輩が「守山チルドレン」略して「モリチル会」とか開いてくれたことがあるので、自分が思うよりは、若い人に投資していたのかもしれません。う〜んでも、やっぱりもっと人に優しくしておけば良かったな。

恵利:まさに「後悔」ですね(苦笑)。

 

子どもを産んでおけば
よかった、という後悔

恵利:私が後悔していること、もう1つあるんだ。ちょっと話題が重くなっちゃうかもなんですけど。子どもを産みたかった。産んでおけば良かったな、って。今はもう難しい年齢になってしまった。

菜穂子:あーわかる。それは私もだなあ。30代の女性で、「産める年齢」をぼんやり捉えている人は多いですよね。私も実際そうだった。

恵利:出産可能な限界年齢ってものが、確かにある。30代に入ったら、しっかり考えた方がいい。

菜穂子:私は27歳で結婚したんですけど、その時にそういうことを全く考えていなかった。「子どもなんて、いつかできるだろう」ってぼんやり思ってた。その時の27歳の自分に、ちゃんと考えとけよ〜! バカバカ! って言いたい。

恵利:うふふ。そんな感じよねえ。

菜穂子:取り返しがつかないから、こればっかりは。他のこと、恋愛でも、勉強でも、起業も、いつだって、何歳からでもできるけど。子どもだけは、本当に30代のうちに産まないと、産めないので。

恵利:あとからできないこと、という意味でね。

菜穂子:ジャスト30歳から対策を始めても、早すぎないよね?

恵利:早すぎない。

菜穂子:40歳から対策を始めると、間に合わないんですよ。40歳過ぎて産めたら超ラッキー。

恵利:強要するつもりはないし、務めもないんだけど、現実はそうなんだ、という点だけ、知って欲しいなとは思いますね。

菜穂子:知るって大事。

恵利:自分の体のことなので、勉強しないと。30代のうちに、出産に関する知識、自分の身体のことを知るのが大事。卵子の数には限界がある、結婚してすぐ子どもができるわけじゃないとか。あと、自分の身体のリズムを知るとか。ちゃんと体温測るとかね。そういった基礎的なことを「知る」ことから、始めてもいいと思う。

菜穂子:私は結局、パートナーとの関係性で、授からなかったし、産むタイミングを逃してしまったんです。今それを「後悔」っていうほど引きずってはいないし、そんな人生もあるよとは思ってます。でもこれは、30代の人にはぜひ伝えたい事実ではありますね。女性だけでなく、もちろん男性にもね。

 

30代はあれこれ趣味を
つまみ食いして大正解! 

恵利:後半は今だから言える「30代のうちにやっておいて良かったこと」の話です。

菜穂子:私はね、いろんな人に会いに行って、自分が何も知らないから恥をかくとか、何か試して「うわー、ぜんぜん知らない世界だ、やばいー!」って冷や汗をかくこと。これは30代で、たくさんやっておいて良かったですね。

恵利:わかる! 歳をとるとだんだん、恥(はじ)をかけなくなるよね。

菜穂子:ほんとそう。私は仕事柄、いろんな人に取材に行ったり、無理やり会わされたり、初めてのモノや場所を試すというのが多い職業だったのも幸いしていたんだけど。恥と、冷や汗はずいぶんかきましたねえ。

恵利:30代の内に、可能性を狭(せば)めずに、何でも試して、誰にでも会って、広げに広げておくのは良いなと思いますね。

菜穂子:広がっていれば、選べるんですよ。選ぶのは簡単だから。でも、選択肢が少ないと、歳を取ってから選べるものが少ない。私は30代の頃は、本当に何でも「やってみたい」とかすぐ言っちゃう感じでした。

恵利:例えば?

菜穂子:フラダンスを習ってみたり。

恵利:えーっ本当?

菜穂子:うん。今でもフラ踊れますよ、1曲2曲なら。

恵利:意外!

菜穂子:ウクレレも習ってたから、1曲弾いて歌うぐらいならできます。

恵利:今度、聞かせてください(笑)。

菜穂子:あとは「キャンプに行く」っていう友達がいたら「面白そう、連れてって!」、サーフィンしてる人がいたら「1回サーフィンしてみたいと思ってたんだ、教えて!」とか。

恵利:いいね。

菜穂子:お花のレッスンも行ったし、お能の勉強とかもしたな。ジャズ・フェスティバルに行ったり、スキーやスノボ、ホテルのプールも行った。ヨガを習ったり、海外旅行もたくさんしたし、ベルリッツに英語を習いにも行きました。この節操のなさ。1回ずつしかやってないものも多いけど。

恵利:広いね〜。でも私も、名門のところにお料理を習いに行ったし、フラワーアレンジメントも有名なスタジオに行った。一人旅とか、他の習い事も、実はいろいろやってる。「とにかくやってみよう」「行ってみよう」っていう頃があった。

菜穂子:1回ずつでも、エッセンスは残らない?

恵利:ああ、残る!

菜穂子:そういう世界があるっていうのを知ってると、後でそれがシナプスみたいに繋がって来たりする。その料理教室で教わったレシピを覚えていなくても、何かは頭の中に残ってるよね。

恵利:私は和食を習ってたんだけど、今、ちょっと良いお店とかに行くと、あつらえとか、先付とか、お皿のこととか、なんとなく知っている。料理と一緒に教えてくださったことが、今にプラスになりましたね。家で和食は作らないんだけど(笑)。

菜穂子:知ってるから「わかる」んですよね。頭のどこかに残っている。その程度でいいんじゃないかな。

恵利:「とにかく試せるエネルギーがある」というのが、20代・30代だよね。その後はだんだん、おっくうになって「その1歩が踏み出せない」っていう年代になって来るので。今チャンスがあったら、全部やるか?って。できないよね。

菜穂子:確実に面倒くさくなって来ますね。

恵利:「私はいいわ…」って言っちゃう。

菜穂子:「あれこれやりすぎて、何屋かわからないって言われます」っていう人。それで全然いいと思う! 選んで狭めるのは、いつでもできるから。

恵利:そうだね。多趣味と言われようが、「あれ? この前やってたのやめちゃったの?」と言われようが、興味があれば、やってみて良いと思う。「これって自分のためになるかな」とかも、考えなくていいと思う。気が向いたら……。

菜穂子:ノリで行って良い(笑)。それが、いつか絶対ためになる。

恵利: 30代である程度、つまみ食いした上で、40代以上になって残るものがあり。

菜穂子:今は、ワイン習いに行きたいな。

恵利:今から始めて、面白いこともあるよね。

菜穂子:プログラミングを習うとか。日本文化のお茶、着物も習いたい。実はまだ習いたいことたくさんあります。でも着付けの先生に「着物は30代で着るのが一番綺麗だから、早くやったほうがいいわよ」と言われたこともあるな。やっぱり30代で何でも試すのが正解だね!

 

30代に身に着けるべきは、
何よりも運動の習慣

菜穂子:恵利さんの、30代にやっておいて良かったことは?

恵利:何度も言ってるから耳タコかもですが、やっぱり、フィットネスをずっとやってて良かったな、と思います。

菜穂子:素晴らしい。今、身体の不調はない?

恵利:不調、ぜんぜんない。

菜穂子:そうなんだ〜。いいなあ。

恵利:不調って、どんな感じか教えて?

菜穂子:マジか!

恵利:風邪もひかないし。まれに風邪かと思って病院に行ったら、牡蛎(カキ)にあたった、というぐらい。

菜穂子:健康〜。

恵利:ちょっと怖いほどかもしれないけど、実は今だに体力が上がってる。チームでリレーマラソンに出ているんだけど、この歳でも、タイムが上がるんですよ。何歳になっても本当に限界はないということを、数字は教えてくれますね。どこまでいくんだろうと思っている今日このごろです。

菜穂子:鬼だな。すごいな。

恵利:鬼、鬼(笑)。

菜穂子:私は最近、身体の基礎的なところが弱くなってきたかも〜と感じてます。ちょっとした風邪がなかなか治らず、漢方薬を飲み始めたり。歯茎が下がってしまい、昔入れた歯のかぶせものが合わなくなるとか。子宮筋腫ができて治療中とか。今年はなんだか医療費がかかっていて、トホホです。44歳にして、今一度、健康を見直そうと思ってて。

恵利: 40歳ぐらいから急に「病気じゃないけど、どこか不調」っていう感覚が発生するよね。

菜穂子:そうそう。いわゆる「未病(みびょう)」っていうやつ? 身体のどこかが炎症を起こしているんでしょうね。食生活や睡眠は、20代の時と比べてだいぶ整えているつもりだけど、まだ足りないんだなろうなあ。10日に一度ぐらい大酒を飲んだりしてるので(笑)、それがいかんのだろうとか。

恵利:これまでの積み重ねが、出てくるお年頃ですよ。

菜穂子:ギクッ。やっぱり運動して取り返さないと。恵利さんはフィットネスって、筋トレと有酸素運動、どちらをやってるの?

恵利:私は有酸素をずっとやってたんですよ。要は脂肪燃焼。筋トレは、ところどころ、という感じだったんだけど、塵(ちり)も積もればで。続けることで、筋肉も一通りできているとは思う。

菜穂子:内臓脂肪も少ないだろうしな〜。

恵利:走ることは大してして来なかったんだけど、年に1回だけ、ホノルルマラソンを走ってる。今までに4回出たんです。今も走るのは得意なほうかな。長く続けてきた成果が、今になって実感としては出てる。

菜穂子:素敵ね。私思うんだけど、50代、60代で美しい人は、男も女も関係なく、みんな走ってるよね。40代ぐらいだと、まだあまり差がないんですけど、60代になると、人によって、身体の綺麗さがぜんぜん違う。

恵利:それはある。

菜穂子:だから「人にはわざわざ言わないけど、この人、明らかに走ってるな」というのは見た目ですぐわかる。自分もそうありたいと思います。

恵利:わー、やめられなくなっちゃったじゃない。

菜穂子:やめる気ないくせに(笑)。

 

恵利流、30代から始める
気軽なスポーツの取り入れ方 

恵利:大事なのは、スポーツする「習慣」ですね。

菜穂子:私は子どもの頃から、ろくな運動してないんです、ずっと文化系だし、運動習慣が全くなかった。それで43歳の時、初めてちゃんとジムに通い始めて、その年に自転車も買って、時々、乗るようになって。「運動、気持ちいいな」って初めて思いました。

恵利:いいでしょ? いいでしょ?

菜穂子:うん、いい! このまま「運動しないと気持ちが悪い」って感じに、「歯磨きしないと気持ち悪い」みたいな感じに、なっておきたい。40代だけど始めておいて良かった。

恵利:30代からスポーツを始めておくと、40代になってからすごくラクなのよ。

菜穂子:ぜんぜんラクだと思う。まず、運動を30代からちゃんとしている人は、太ってないもんね。

恵利:きっかけは何でもいいですよ。痩せたいでも。運動おすすめ。

菜穂子:運動は、初心者は何から始めたらいいんですか? 私はお金に任せてパーソナルトレーナーから始めちゃったんですけど。

恵利:そうか!

菜穂子:運動する習慣がなかったので、スケジュール的に自分を追い込まないと、行けなかった。とにかく時間を絶対確保するために、週1回予約を入れて、お金を払うから絶対ジム行かなきゃ!っていう風にしたんです。

恵利:忙しい大人は、それもありよね。

菜穂子:でも一般的に、30代で、時間にちょっと余裕のある人が運動始めるなら、何から始めたらいいですか?

恵利:興味のあるものから、気軽に始めたら良いと思う。ダンスに興味があれば、ダンス始めればいいし。

菜穂子:ダンススクール? 入門クラスみたいなのに行けばいいのかな?

恵利:そうそう。無料体験があるから、それに行けばいい。1回で諦めないで、自分に合う先生とか、クラスとか、あちこち、つまみ食いすればいい。

菜穂子:いくつか行ってみればいいんだ!

恵利:ぜんぜんよくって。

菜穂子:そうかあ。3・4人会ったら「あ、この先生、好き」みたいな人がきっといるものね。

恵利:踊れたかどうかも大事なんだけど、「どんな人がやってるか」が大事なのよ。

菜穂子:確かに!

恵利:あと実は「やってる仲間がどういう人たちか」「自分がその中に入って楽しめそうか」っていうのも、すごく大事な基準。

菜穂子:あと、「このジムの、場所が好き」とか「作りが好き」「シャワールーム気持ちいい」とかもありそう。

恵利:「通いやすい」とか、「会社の定期で通える範囲にある」とか。判断基準はいろいろ。

菜穂子:走ってみたい人は? 

恵利:走ってみたければ、1人でまず、近所を走ってみればいいんじゃない。

菜穂子:あー、私は運動したことがなかったから、最初の走り方がわからなかった。って、冷静に考えれば、スニーカー履いて、右足を左足を交互に出せばいいんでしょうけど(苦笑)。

恵利:なるほど。そういう人は、ジョギングのチームに入るとか。スポーツメーカーさんが主催してるものに、ぽんと入っちゃえばいいかも。

菜穂子:ランニングイベントとか、あるよね。「初心者です〜」って言いながら、行ってみればいいんだ。

恵利:初心者だからって臆することは全然なくて、誰もがみんな、初心者を通ってるのよ!

菜穂子:あはは、そうなんだよね〜。上の人は、初心者に優しいんだよね。

恵利:優しい!

菜穂子:「初心者だし…」とウジウジ思ってるのは、初心者だけと言う説(笑)。それはどの業界でもそうだ。

恵利:その通り。まずは気軽に、つまみ食いから始めていいんじゃないかな。あと「いきなり、グループの中に入るのがイヤだ」っていう人は、ほんとに、ちょっと走ってみればいいのよ。

菜穂子:運動を何十年もやっている人が「運動しておいて良かった」と言うなら、その通りだと思う。健康の調子が狂ってる私は、まるっと信じることにします。

恵利:これも、やっぱりエネルギーがあるうちに、あれこれつまみ食いして、長く続けられそうなものを見つけるといいと思う。ゴルフでも、自転車でも、ヨガでも良いしね。いろいろあるよ。

菜穂子:今日、めっちゃ良い話でした。

恵利:なんでもいいんだよね、私は「運動」って言っちゃったけど、食べることが好きなら、ちょっとそれを突き詰めてみるとか。旅行が好きなら、それを突き詰めてみる。

菜穂子:美樹さんは、まさに旅行が好きで、突き詰めて、ピースボートに乗って3ヶ月の旅に出ていますね。

恵利:つまみ食いから見つかることってあると思う。エネルギーのある30代のうちに、やっておいて良かったことですね。

菜穂子:長い人生を楽しむために、趣味を見つけるのが、30代なのかもしれませんね。

 

これからの40’s
第二フェーズに乞うご期待!

菜穂子:さて、今日は、恵利さんと私で、この対談の前に密談をしてたんですよね。美樹さんがそろそろ帰ってくるので、「Beautiful 40’s(ビューティフルフォーティーズ)」を、さらに大きく広げていく計画を。

恵利:着々と…。

菜穂子:しておりますということで。

恵利:言っちゃいましたね。

菜穂子:こういうのは、宣言しないと進まないから。今年の秋からの展開に、乞うご期待!と言って、自分たちを追い込みたいと思います(笑)。

恵利:お楽しみに! 来月はまた、3人の座談会をする予定です。


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