2018年08月31日

恋、してますか? 大人の恋愛偏差値とは|2018年8月の座談会

40代の恋模様はそれぞれ?|2018年7月の座談会

東京で、強く、美しく、賢く働く40代女性のためのメディア「Beautiful 40’s(ビューティフルフォーティーズ)」。立ち上げメンバーの3人が、40代の「あり方」や「困りごと」についてざっくばらんに語り合います。

2018年8月の座談会、テーマは「大人の恋愛偏差値」。

このところ恋愛からはすっかり遠ざかっていて…という方も、真っ最中の方も、ご一緒に考えてみませんか。

【写真右】編集長 池田美樹 >twitter
【左】ディレクター 及川恵利 >twitter
【中央】プロデューサー 守山菜穂子 >twitter

最近プロポーズをしたのですが
見事に玉砕しました(笑)(美樹)

美樹:「Beautiful 40’s(ビューティフルフォーティーズ)」8月の座談会です。実はこの座談会に、すごくファンの方がついてくださっていて。読者の方から「大人の恋愛偏差値」について話して欲しいという、リクエストが来ました。

恵利:なんと!

美樹:今回はそのお話をしたいと思います。いいでしょうかみなさん?

恵利:イエーイ。

菜穂子:……苦手テーマ(苦笑)。

美樹:全員、苦手なテーマですけどね。

菜穂子:今日は敢えてそれに向き合います。

恵利:あれ、みんな独身?

美樹:そうなんですよね。私たちみんな3人とも独身なので、まあ40代の女性には結婚している方もいらっしゃると思いますけど、今回はシングルの恋愛ということで。私たちがシングルなので、その話をしていきましょう。まず私の失敗エピソードを聞いていただいていいですか?

恵利:えー、聞きたい!

美樹:実はこの間、とある男性にプロポーズをしまして。

菜穂子:「しまして」!? 初耳なんだけど!

美樹:はい。3日ぐらい経ったら、紳士的に断られてしまった。

菜穂子:まじか(爆笑)。初耳でうける。うけるっていうか、いや、大変でしたね。失礼しました、うけちゃいけない。真剣な話。

美樹:(笑)…まあ私たち、全員バツイチじゃないですか。だから結婚に対して、他の人よりはちょっと敷居は低いかもしれない。あるいは、もしかしたら、むしろ高いかもしれない。私は敷居が高かったんだけど、こないだあるときね、急に結婚したくなったの。それは「誰か」と結婚したいんじゃなくて、「結婚というものがしたくなった」の。

菜穂子:あらまあ。急に。

美樹:急になぜかね。それで、10年ぐらいお付き合いのある仲間に声をかけたの。何年かぶりに会って、会うなり「突然なんだけど、提案があるんだけど、結婚しない?」って言ったのね。

恵利:突然すぎるって!

美樹:そしたら「ちょっと考えさせてくれ」って言われて。

菜穂子:いやあ、優しいねその人。預かってくれるとこが優しい。「お前なに言ってんだよ」って、バンってその場で返されなかったという。

美樹:そうね。まあ結論から言うと、さっき言った通り、2日ぐらい経って「せっかくのプロポーズでしたが、この度はちょっと」という回答でした。私、「その人と恋をしてもいいかな」と思ってプロポーズをしたのね。でも「ああ、自分勝手だったな」って思って、後からすごい反省した。難しいんだけど、その人のことを考えてない行為だったなと。

菜穂子:なんか…思い立っちゃったんですかね? 急にエンジンかかっちゃったんですか。

美樹:急にエンジンかかっちゃったのよね、なんだか。今となれば、その人には申し訳ないことをしたなって思うんだけれど。でも個人的には「結婚しましょう」っていうところから始まるものがあってもいいのかな、って、ちょっと思ったの。

菜穂子:なるほどね! それはいいと思う。

美樹:私たち、人生の後半戦に差し掛かっちゃってるわけだから。なんかもう、まったり恋愛してるヒマとかないなって思って。彼とは今まで友達付き合いをしてきたから「どう?」って言ってみたんだけどね。

…というようにね、私は当たって砕けろタイプなんですけど、若い時と今とではどう違うかっていうとね、全然変わってない(笑)

恵利:結局そこだ(笑)

菜穂子:昔から「当たって砕けろタイプ」ね。

美樹:うじうじうじうじ、してたかと思うと、あるときバンって当たって、バシャーンと砕けるのが私のパターンなんです。最近、ちょっと恋愛に遠い日々を送ってたんだけど、この間も全く同じパターンだったな……。成長しない自分がいました。

菜穂子:変わらずと。

美樹:はい。だから私の恋愛偏差値はね、あんがい、あんがいじゃない、あんがいとは言わない、もう「低いまんま」ね。

菜穂子:低いのかな? それが低いのかどうかはちょっとわからないけど。

恵利:確かに。そもそも「恋愛偏差値」ってなにが基準なんでしょうね。

菜穂子:偏差値って相対評価だから。逆にIQ高すぎな人とか、思ってもみないようなこと発想する人っているじゃないですか。それに近いかもしれない。その「何年ぶりかに会って、いきなりプロポーズする」っていうのは。

美樹:じゃあ、もしかしたらものすごく恋愛偏差値が高いかもしんないってことよね?

菜穂子:「判定不能」(笑)

美樹:なるほど。相変わらずね、40代、50代になっても、そんなことをやっている池田美樹でした。

ヤジロベエが止まっているような
偏差値50の関係(菜穂子)

美樹:じゃあ、菜穂子さんはいかがですか?

菜穂子:このお題、本当にあんまり得意じゃなくて(苦笑)。ほんと、面白い話をあんまりできないんですよ。

恵利:ってことは、今までずっと真っ当な恋愛をしてきた?

菜穂子:いや、若い時はそりゃだいぶね、いろいろと、ハチャメチャなこともしましたけど。ちょっとここでは言えないような(笑)

美樹:あらまー。じゃあ後で、聞かせていただくとして、

菜穂子:今はパートナーがいますが、安定しているので、「結婚だ! おー!!」みたいにもならないし、「別れるぞ今すぐ」みたいにもならない。「いるね」って。「なんか、ふと気づくとそこにいるね、お互い」にみたいな感じ。

美樹:理想のパターンのような気がするけど? こういうのが恋愛偏差値高いっていうんじゃないですか。

菜穂子:高いですかね?

恵利:明らかに高い。つまり破壊的なところがない。

菜穂子:ああ、確かに破壊的なところはないな。

美樹:偏差値的に言うと「ちょうど真ん中ぐらい」ってことじゃないの。

菜穂子:そうなんですよ。中庸なんですよ。なんかその、みんながワーッと沸くような、面白い話とかできないんです。温かく関係を築いています。みたいな。面白くなくてスミマセン。

美樹:恋愛偏差値50かな。でも一番いいパターンのような。

恵利:温度感が相手と一緒なのかもしれないね。

菜穂子:それはそうですね。

美樹:確かに私の友人とかでも、うまくいってる恋愛の人見ると、温度感が同じ人といるよね。

菜穂子:なんか、ヤジロベエって、本当に釣り合ってるとき、全然動かないじゃないですか。あんな感じ。「凪(なぎ)」な感じ。

美樹:あー、なんか理想だわね。羨ましい〜。

菜穂子:20代の時との違いは、そこですね。20代の時は、やっぱりドキドキしたかったから、こっちから何かをふっかけてみたり、他の人に心揺らいでみたり。逆に他の人からモーションかかって動揺してみたり。恋愛ってドキドキするものだと思っていたので。今は全くそういう風には思ってなくて…「恋愛」っていうか「人と人」みたいな。

恵利:「彼氏♪」ではなく、「人」になっちゃったんだ。

菜穂子:そう。例えば友達関係で、若い頃は、「○○ちゃんといると、すごい! アガる! 楽しい!」とか、「あいつマジで嫌い!」とか、感情の揺れ幅があったじゃないですか。でも歳をとると、女友達も安定して来る。ま、ちょっとぐらい連絡取らなくても平気だし。多少ひどいこと言っても「ごめん」で済むし。何か言われても、別にそんなにカチンと来ない。「この人、こういう人だからな」って思う。

あと仕事でも、取引先から多少困ること言われても、歳を取ると怒らなくなる。無茶なスケジュールで仕事しろって言われても、大事なクライアントなら「ま、しょうがねえな、やるか」って思うし。人間関係が全体に、そういう感じになってきた。

美樹:激しく揺れてたヤジロベエが、年を取るにつれて、だんだんバランスがとれてくるような。

菜穂子:そう。だから彼に何か言われても、「んー」みたいな。「まあ、いつもそういう風に言うよね、ちょっと違うけどね」とそっと思ってたりして。そこで「なんだよ! ひどい!」っていう喧嘩にもならないですね。彼も友達も、全員そんな感じ。がっちり止まってるってわけではなくて、何かあると、ゆらゆらっとするんだけど、特になにもないときは…

美樹:止まってるように見えるってことよね。

菜穂子:そうなんですよ。まさに。

美樹:なんか、理想的な感じがするな。

恵利:自分が変わったからかしらね。周りに対する思いや、付き合い方とかが。

菜穂子:そうですね。どうも私、話を恋愛に持って行けないんですけど、要するに人間づきあいなんですよね〜。

美樹:でも十分、恋愛の話よね。

恵利:うんうん。こういうのが多分、世間一般でいう「大人の関係」とか「大人の恋愛」のスタイルなような気がします。

菜穂子:あ、もうひとつ20代との違いでいうと、1対1じゃなくなることがありますね。例えば私も仕事してるし、彼も部下がいっぱいいて、取引先や仲間や、人間関係がそれぞれある。あと、親も年を取ってきて、介護の話とかも出てきたり。だから「私と彼だけの関係」じゃなくなっているところが違うかな。気を遣う先が多い。

美樹:そういうのが見えてくるのかもね。

菜穂子:「親の介護するから、ちょっと実家に帰るわ」っていう時に、「私と親とどっちが大事なの?」とか言えないじゃないですか(苦笑)。一緒にディズニーランド行く予定だったのに、実家に帰ることになったら、20代の時は「なんで!? ひどいじゃん!」って言ってたと思うけど、今は「はい、しょうがないですね、お帰りください」「ディズニーランドはまた今度にしよっか」って言うよね。

仕事もそうですね。デートの予定だったけど「ごめん残業で」って、お互いあるわけです。私も「やっぱり今日、無理!」とかあるし。そんなときに「キーッ!」とは思わない。諦めというか。

美樹:あ、思い出したんだけど、私、20代の頃に「実家の用事があるから今日デートできない」って、わざわざ家の近くまで言いに来てくれた彼に、平手打ちをくらわせたことがある。どうしよう、まざまざと思い出しちゃった。

菜穂子:それは(笑)。私と仕事とどっちが大事なの!っていう感情は、20代の時はすごくあったけど、今は「まあ、私のことも大事にしてくれてるし、仕事も大事だよね」って思いますね。「私も彼のことすごく大事にしてるけど、仕事もめっちゃ大事なので」っていう。家族も大事だし、なんか「一番」じゃなくなったっていうか、全体のバランスとっちゃってるのかもね。

美樹:バランス型ってことですかね。

菜穂子:ほんと面白い話じゃなくてスミマセン。偏差値50ということで。

美樹:いやいやすごく面白かったよ。

 

大勢パートナーがいた方が
人生楽しいんじゃないかな(恵利)

菜穂子:恋愛偏差値「判定不能」な美樹さんと、「偏差値50」のバランス型の守山だったんですけど、恵利さんはどうですか?

恵利:私はですね、心電図でいうと「波がない」みたいな…。恋愛をすごく頑張った時期もあるけど、いまだに1人のパートナーと、きちんとした関係を築けていないということは、もうダメなんだろうと思っているの。

美樹:あきらめモード!?

恵利:で、作戦を変えて、1人のスペシャルよりは、大勢、いっぱいパートナーがいた方が人生楽しいんじゃないか?と今は思ってます。

菜穂子:わー!何それ、すてき。

美樹:いい考えだよね!

恵利:今まで、恋愛で数々の失敗をしてきました。私の場合、本来は「束縛もしないし、されない」っていう関係が好きなんですが、相手に気を使いすぎる懸念がすごくあって。それは今でも引きずってる。

菜穂子:例えばどういう気の使い方?

恵利:「嫌われたくない」とか。

菜穂子:あーなるほどね。

恵利:それを無意識のうちに出しちゃってるってところが、いけないのかもしれない。美樹さんの正反対。美樹さんは「好き!」ってガンガン言うんだろうけど…。

菜穂子:「嫌われても知るか!」ですもんね。

恵利:私はまず、相手の立場を考えちゃう。たぶん、仕事が営業職だからかもしれないですね。

菜穂子:普段からそういう人ですよね、恵利さんって。

美樹:先回りして、気を使って自分で疲れちゃうのかな。

恵利:そ、その通り。それで、その気遣いが見えちゃうと、相手も疲れちゃうじゃないですか。気ィ使わないで、ってなる。

美樹:そこのバランスが、うまくとれない感じなのね?

恵利:1対1になると苦手なんですよ。

菜穂子:なるほどなあ。それで新提案の、ボーイフレンドいっぱいいる作戦って、どんな感じなんですか? 聞きたい聞きたい。順番にデートしてるんですか?

恵利:1週間に1回デートできればいいかな、ぐらいの相手を数人でうまく回していけるんじゃないかと。ベタベタしないで。

美樹:いいね。

恵利:ごはん食べに行ったり、休みの日どっか行ったりを、何人かで、テレコで回していくっていう。そうすると、一人の責任が軽いわけですよ。

菜穂子:軽いね!

恵利:かといって別に、セフレがほしいわけでもないので、その辺は一線は引きたいんだ。それだけの目的のためっていうのはお断り。

菜穂子:ごはん食べたり、会話はしたり。デートがしたいのね。

恵利:そうそう。デートしたい。デートしたいのはみんなそうだと思うよ。

美樹:デートしたいよね〜。

恵利:かといって、まだ実際にいっぱいいるわけじゃないんです。だから、ティンダー的な恋愛マッチングアプリを2つ入れてみました。

菜穂子:えええ!

恵利:まだ、入れただけで、プロフィールも入れていないんだけどね。

菜穂子:恵利さん、写真入れたら、めっちゃ来ると思いますけど。

恵利:これを読んでいる人が、アプリで私を発見しちゃうかもしれませんね。私の恋愛偏差値はすごく低いんでしょうね。当たって砕けろでもないし、誰か特定の人がいるわけでもないし。もう、なんか1人と関係を築くのが無理だから、いっぱいボーイフレンドいたらいいんじゃないの?って、口先だけで言っている自分。結局、なんにもなってないじゃんっていう。

美樹:たくさんのボーイフレンドがいて、回していくっていうのは、すごく考え方としていいですね。今日、出た話の中で一番新しい感じがする。

菜穂子:なるほどー!という発見がありました。

恵利:これって、大人の女性にしかできないことで。若い子でそれやっちゃうと、あまり良い印象ないじゃないですか。でも、大人だからこそ余裕もあるし、人付き合いとかもたぶん、うまくやっていけるんじゃないかな?っていう。

菜穂子:その何人かは、キャラクターを分散させたくなりますね。おじさんと、とても若いメンズと、同世代とか。

美樹:それ、40代だからこそできるね。40、 50代になると、60代でもそんなに年上じゃないし。ほどんど同世代でしょ。

菜穂子:60代、全然いけますよね。

美樹:逆に若いほうがちょっと背徳的じゃない?(笑)

菜穂子:あ、でも私の友人の、まさに「Beautiful 40’s」な40代女性で、20歳ぐらいのメンズと付き合ってる人、何人もいるんですよね〜。だからそれもアリなんだと思う。

恵利:それはすごい。すごーい。ターゲットの幅が40代は広いのね。

美樹:上下20歳くらいまでだとすれば、振れ幅40歳(笑)。

菜穂子:一番リーチとれる世代ってことじゃないですか(笑)。

恵利:ただひとつ、あまり上過ぎて、ちょっと体力的にきつい方は、ちょっとあちらの方がしんどいかも。

菜穂子:わかんないよ? 寵愛されるかもしれないですよ。70代とかに(笑)。

恵利:それはそれで。

美樹:そういうのが楽しめるっていうか。

菜穂子:なんか、自由ですね。

恵利:そう、自由。「恋愛はこうあるべき」っていうのもないし。「結婚しなきゃいけない」もないし、「子ども作らなきゃ」もないしね。ある意味そういうの、全部、超えちゃってますね。

菜穂子:あーわかる。そこ解放されると、すごいラクになりますよね。

美樹:40代って、子ども早くほしい幻想も超えるんだよね。

菜穂子:「できなきゃ、できないで、しょうがないよね」って思いますね。「できたら授かりものだけど、まあ基本もう無理でしょ」って、私はさっくりと諦めもつきました。40代になると、子供とか家族にとらわれず、恋愛だけを謳歌できますね。人間同士の恋愛に戻れるっていう感じがします。

恵利:あとは相手だ。

菜穂子:今日の締めはそれで。来月の40’sで、アプリの進捗を報告してください(笑)

恵利:なんか、男性の恋愛の話も聞きたいな〜。座談会に参加してもらいたい。どなたか、勇気のある方!

美樹:いいですね。男性のみなさまからの、ご意見ご感想を熱烈にお待ちしております。あと今後、恋愛ネタを話すときは、男性にも入っていただきたい!


2018年08月31日 Posted by miki | カテゴリー: Life-Style | タグ: ,

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