2018年02月05日

「40代」って、どんな世代?

 文/編集部

「40代のキレイ」について語ろう

池田: 今日から始まりました、「池田美樹と守山菜穂子のBeautiful 40’s(ビューティフル・フォーティーズ)」。この新番組は、40代になったばかりの守山菜穂子さんと、40代をもうすぐ終えようとしている私、池田美樹が、「40代のキレイ」について語り尽くそうという、月に1回の音声ブログ番組です。

守山: 語り尽くします!

池田: 「40代をどう過ごすか」について、2人で語ろうと思ったのはなぜですか?

守山: ちょうど私が40代に突入して、美樹さんが40代後半。でも、周囲に「40代になることを恐れている30代女性」が、すごく多いよね、という気づきが発端(ほったん)だったと思います。

池田: 2人でゴハンを食べに行くと、つい、企画会議をしてしまうんですね。これも、年末に「今年、最後のゴハンを食べよう」と行った時に、なぜかこの企画会議を延々しながら昨年を終えたという経緯が。

守山: 「40代はこんなに楽しいのに、なぜみんな、そんなに恐れてるんだろう?」って。あと「周りにキレイな先輩女性とか、輝いている40代が少ない」っていう若い女のコたちの意見もすごく良く聞く。確かに、社会で活躍している40代女性って、数としてはさほど多くない。男性ほど多くないですよね。子育て中だったり、主婦だったり、家に入ってる方もすごく多い年代なので。その「第一線で働いている」40代女性を代表して、2人で話してみようか、と。

池田: まあ私たちは出版業界に身を置いていて、私は今も現役編集者なんですけれど、素敵な40代・50代女性が、周りにたっくさんいますものね!

守山: そうなんですよ! 私も出版社に14年勤めましたが、まず会社の先輩が素敵だし、取引先も、化粧品会社やアパレル・ジュエリー関係の人で、本当に綺麗な人が多い。出版社に勤めてた時は当たり前すぎて、独立するまで、そんな事は考えたこともなかったんですよ。ロールモデルがいっぱいいたので。でも一般的には、あまりいないんだ〜とわかりました。

池田: それについて、40代の初めと終わりの2人が、語り尽くすという。今後は女性誌っぽいテーマを決めてやって行きたいのですが、初回はまず「40代って何?」「あなたにとっての40代って?」という、ちょっと大きなテーマで話をして行こうと思います。

 

齢を取った方が素敵なものもある

池田: では、私から菜穂子さんに質問です。

守山: (後輩っぽく)はい!

池田: 40代になったばかり?

守山: 昨年4月に40歳になりました。

池田: 40代になるのは、楽しみでしたか。それとも怖かった?

守山: 私、実はすごく楽しみにしていて。何なら20代の頃から、早く40代になりたいな〜と思っていたんです。

池田: そういう人はちょっと珍しいかも。

守山: そうかもしれないです。それには理由があって。25歳の時、出版社に勤めていたのですが、打ち合わせで「ショパール(Chopard)」というハイジュエリーのブランドに、先輩の40代の女性誌編集者と一緒に行ったことがあるんです。その時、すごいダイヤモンドの指輪…もう何カラットもする非常に大きいダイヤモンドがいっぱい付いたような、指輪とかバングルなどをたくさん見せていただきました。

25歳の私は、そういうものをまだ全く見たことがなかったので、すごく緊張して。「ちょっと…つけてみて、い、いいですか?」なんて言いながら(笑)、指にはめたところ、先輩が笑っているんですね。「20代の手には、ダイヤモンドは全く必要ないわね〜」と。「手が若い! 肌がプリプリしてるから、必要ないわね、むしろToo Muchね。こういうのは、齢(とし)を取った方が似合うのよ」とおっしゃって。40代前半の先輩の、ちょっとシワも出てきて “味のある” 感じになった手に、ダイヤモンドリングをピッとはめた瞬間、ものすごくカッコ良かったんですよ!

それで「ああ、私もこういうカッコいい大人になりたいな〜」と思って。「若い方が素敵っていうのは、何かすごく端的な考え方で、齢を取った方が素敵なものもあるんだな」と。そういうものが世の中にいっぱいあると、この時に初めて知ったんです。それ以来、そういうカッコいいマダムになるのが憧れだったので、やっと何か、そのマインドに、自分の年齢が追いついてきたと思います。

池田: その経験がなかったら、「40代になるのが楽しみ」とは思わなかったかな?

守山: 思わなかったかも。日本では、一般的に「若い方が良い」とされていることが多いじゃないですか。私は「ああいう素敵な先輩たちのようになりたい、早く追いつきたい」と強く思いました。あと、先ほども言いましたが、前に勤めていた会社(大手出版社)に素敵な女性の先輩がたくさんいたのも大きいですね。40〜50代で、美しくて、仕事もできて、尊敬されてて、それでちゃんと家庭もある、っていう先輩が、沢山いらしたので。

池田: 先輩に恵まれた20〜30代で。40代を楽しみにしていたんですね。

守山: 本当にそうでした。

 

自分の“未知の世界”を体験する

守山: 美樹さんは40代後半ですけれど、40代はどういう世代でしたか?

池田: 40代はね、楽しかった。

守山: 楽しかった?

池田: うん! 40代になる時は、さっきの菜穂子さんの話とは違って、私はすごく怖かったんですね。20代から30代になる時は、そんなに怖いと思わなかったけど、30代から40代になる時は、私に取って「劇的に怖い」という感覚があって。実はその頃、天海祐希(あまみ ゆうき・女優)さんに取材する機会があったんですよ。天海さんも、もうすぐ40代になるという、だいたい同じ世代。それで「実は私、40代になるのが怖いのですが、天海さんはどう感じていらっしゃいますか?」と聞いたら、「40代という “自分の未知の世界” を体験できると思って、私、わくわくしてるの!」っておっしゃったの。キッパリと。

守山: かっこいいですね〜!

池田: それを聞いた瞬間、そうか、未知の世代に自分は踏み込もうとしているんだ!って。パッと目の前が明るくなった。だから私は、勝手に天海祐希さんを「救いの神」と思ってるの。

守山: メンターだ。

池田: そう。それで怖くなくなって、40代になったら、本当にいろんなことがラクになれた。仕事もそうだし、恋愛も。だから今は、若い人たちに「40代は、本当に楽しいよ」と、ずーーっと言ってきた感じかな。何が楽しいかというと、やっぱり女性って、若さで測られがちじゃないですか。世間のいろんな面で。そこから自由になれるというか、いわゆる「女」としてじゃなくて、「人」として見てもらえるようになるんですよ。

守山: それは、良くわかる。

池田: 「自分が女性であるということに、すごく過剰だった時期」が誰でもあると思うんだけど、それがなくなって。自分が「1人の、池田美樹という人間である!」という風に、自分の中で、自分の像が一致した時に、すごくラクに生きられるようになった。それからだもん、いろんな事をやり始めたの。エッセイ書いたりとか。

守山: 今の活動?

池田: そう、今のいろんな活動に繋がるようなことを。だからぜひ。「世の女性たちよ、早く40代を迎えなさい」って言いたいな。あと「50代になるともっと楽しい」とも先輩から聞くので。

守山: 聞きますね〜!

池田: そんな50代を目指して、皆さんに40代を送ってほしいな、と、常に思っております。

 

40代の楽しさにについて、ラジオで話したいね

守山: 「池田美樹と守山菜穂子のBeautiful 40’s」第1回、いかがだったでしょうか。

池田: 楽しかったですね。

守山: これから毎月1回、40代の楽しさについて、こんな風に2人で話して、ブログも書きつつ、やっていきたいと思います。

池田: でも3分ってあっという間だったよね。(※1人3分でエピソードをお話ししました)

守山: そうですね。全部で10分の音声なんですけど。あ、いつか2人でラジオやりたいですね!

池田: やりたいですね〜!

守山: ラジオ局からのオファーをお待ちしております!

池田: 首を長くしてお待ちしています。

守山: ディレクターのみなさま。

池田: でもまあ、まだ第1回目ですから。形を変え、いろいろ試しながらやって行きたいと思います。

守山: これから、ファッション、メイク・美容の話、ライフスタイルなど、女性誌っぽいテーマでお話ししていきます。

池田: それぞれのブログに、それぞれ原稿も書きますので。

 

※この記事はサウンドマガジン「Beautiful 40’s」の書き起こしで、2016年1月に収録されました。

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Beautiful 40’s まとめページはこちらから

 

※この書き起こしはテープ起こし専門ブラインドライターの松田昌美さんにお願いしました。視覚障がいのある松田さんのブラインドライターというお仕事についてはこちらから

写真/池田美樹(編集部)


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