2018年02月05日

40代のお金のハナシ〜「浪費」と「投資」を使い分けよ!

文/守山菜穂子(編集部)

「Beautiful 40’s(ビューティフルフォーティーズ)」プロデューサーの守山菜穂子、42歳、牡羊座のO型です。私は20代の頃から、美容やエステ、レストラン、旅行、映画やコンサート、花など、「消えてしまうもの」にずいぶんとお給料を突っ込んで参りました。働いて、働いて、働いては、それで得たお金を「消えもの」にざぶざぶと使っていく。実際にこんな感じの20~30代を過ごしてきました。

改めてこう、自分のお金の使い方をご披露することには、一抹のお恥ずかしさもあるのですが、実は、ある信念を持って、こんな使い方をして来たんです。それは、形に残らないものを購入する時や、サービスを利用する時には、「浪費」ではなく「投資」と捉えよう!というもの。

 

旅行は典型的な「自分への投資」である

先日、海外旅行の回数を聞かれたので数えてみたところ、学生時代から、現在まで、国では14カ国ぐらい、海外旅行自体は20回を超えていました。韓国、香港、シンガポール、マレーシア、ベトナム、オーストラリア、グアム(ミクロネシア諸島)、ハワイたぶん8回ぐらい(オアフ島、マウイ島、ハワイ島)、アメリカ大陸(ロサンゼルス、サンフランシスコ、ニューヨーク)、イギリス、フランス、ドイツ、オランダ、ベルギー、スペイン、最新では2017年にイタリア。

それぞれの土地の熱量、色とカタチ、音楽、喜びの表現、食べ物やお酒、ファッションセンスなど、全てが身体感覚として、私の中に根付いています。「旅」は、典型的な「消えもの」的なお金の使い方と言えるかもしれませんね。

 

人へのプレゼントも「投資」と捉えるとハッピーに

人にプレゼントするのも「消えもの」が好きです。30代前半のある時、友人の結婚祝いに、数人でお金を集めたところ、ちょうど1万円になりました。この1万円を持って、私は新宿のデパート「伊勢丹」に行き、「1万円の桐箱入りのいちご」を購入したことがあります。箱の中には12粒のいちご、のみ。なめらかな白い桐箱の中に、超大玉の、真っ赤に輝くいちごが並ぶさまは、まるで宝石のよう。桐箱には、伊勢丹の美しい「のし」が掛けられ、いかにも重厚でうやうやしい佇まいでした。

この時に学んだのは、目が肥えた友人へのプレゼントは、何も「モノ」でなくてもいいということ。婚約中のカップルは、シャンパンとともに大粒いちごを食べてくれたそうで、素敵な一夜になったのではないかと思います。楽しいプレゼント、あれから10年近く経ちますが、彼女が喜んでくれた瞬間は、私の中に、深く記憶に残っています。

 

これは「浪費」それとも「投資」? 見分け方のコツ

何か大きなモノやコトを「買いたい衝動」がやって来た時、私は一旦、冷静になり「これは浪費かな? 投資になるかな?」と自問自答します。「◎投資」判定が出るのは、自分の経験値が「1UP」上がる時や、人を喜ばせることができる時です。10万円の旅行で、見たことがない世界を体感できる。1万円のくだもので、目が肥えた友人へのサプライズお祝いができる。こういう時、私は「投資」と捉えて、お金を使うことにGOサインを出します。

逆に「×浪費」判定が出るのは、すでにその経験値を持っている時。また、人を喜ばせることができず、自己満足になってしまう時です。

今まで「消えもの」に投資したお金は、結局、自分の「価値」への投資でした。私が今、ブランディングやメディア業界の仕事をいただけるのは、「人間には多様な価値観があり、選択肢には数多くある」「モノの値段はピンからキリまで幅広くある」ということを、自身の実感を持って知っているからなのかもしれません。投資は、現在の「仕事のオファー」や「経験」として、大きなリターンを生んでくれました。

1990年代から続く日産のクルマ「セレナ」のCMで、「モノより思い出」という言葉がありました。また、「お金では買えない価値がある」はクレジットカード会社、マスターカードのCMコピーです。

それに対して「安物(やすもの)買いの銭(ぜに)失い」ということわざもありますね。大辞泉によると「安価な物を買うと、品質が悪かったり、すぐに買い替えなければならなかったりするので、かえって損になる」という意味。

あなたの買い物は、「銭失い」になっていませんか。


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