2018年02月13日

40代のファッション、「お買い物」攻略法

文/編集部

40代の洋服の選び方にコツはある?

池田: 「Beautiful 40’s」第3回目です。

守山: はい、3ヶ月目に入りました。

池田: 前回はファッションの話をしましたよね。

守山: 「どんな服を着たらいいか分からないという40代のための、お悩み解決法」というお話をしました。

池田: あれが結構、皆さんに評判が良くてね。

守山: そうなんですよ。「スクラップしました」というお声も、たくさん頂きまして。嬉しいですね! 今月はそれを受けて「じゃあ、もうちょっと具体的に洋服を選ぶには、どうしたらいいの?」というお話をして行きたいと思います。

池田: 私も、40代になり、いろいろ試して「こういう服が似合う」と思った経験から、お話をしたいと思います。

 

大人の女性を美しく見せてくれるアイテムは

守山: ではまず美樹さんに質問。40代を過ごしてきて「40代女性というのはどんな服を着たら良いか」というアドバイスを頂きます。

池田: これはね。私が今になってたどり着いた、ひとつの「真実」がありまして。

守山: 真実!?

池田: もうね、「白いシャツ」が似合うのが、圧倒的に40代の女性だと思うの。

守山: なるほど、白いシャツ。素敵ですよね〜!

池田: 若い時には、白いシャツを着てもカジュアルになりがちだし。

守山: 確かに。若いと、ちょっと「制服」っぽくなっちゃったり。

池田: そう。40代になると「大人の女の落ち着き」とか、変な意味でない「色気」みたいなものが出てくるので、程よく、品よく、カジュアル過ぎない「白シャツの着こなし」ができる。稀有な世代だと思います。

守山: 稀有な世代。いいですね……。でも、シャツって、すごく得意な人と、苦手な人に分かれるかもしれないですね。

池田: だから、恐れることなくチャレンジして欲しい、と思うんですよ。シャツもそれこそ、テロ~ンとした素材から、カジュアルな木綿素材まで、いろんな物が、いろんなブランドから出ているじゃないですか。なので、自分がピンと来たものを、まずは買って着てみる。その中で、自分がピンと来るもの、人が褒めてくれるものが、絶対に出てくるんです。あと白いシャツって、必ずどのブランドでも「定番」で作っているんですよ。「気に入ったブランドでずっと買い続ける」というのも、おススメですね。

守山: なるほど、じゃあまず、お気に入りのブランドを見つけて、そこで色々チャレンジして、試してみる。そういう事ですね。

池田: そう。あと自分のボトムスに似合うかどうか、もすごく重要ですね。

守山: 確かにそれは重要ですね。ジーンズなのか、タイトスカートなのかで、だいぶ変わってきますものね。

池田: ちなみに私の場合は、『コム・デ・ギャルソン(COMME des GARÇONS)』の白いシャツが、やっぱり一番好きでしたね。

守山: へえ、ギャルソン、ちょっと試してみようと思います。

池田: 私の場合は「密度が詰まった綿の、それでいて、形がきちんと大人っぽくて、フェミニンさもある」タイプが似合うようです。テロ~ンとした素材は、実は、あんまり似合いませんでした。

守山: なるほどね。

池田: そういうのもわかって来るんですね。本当はもっと、いろんな白シャツに、これからもチャレンジしたいと思っています。40代後半になったので、また違うテイストの白シャツが似合うようになっているかもしれない、と思います。

守山: なるほど。あと、白シャツって、アクセサリーとかジュエリーで、だいぶ変わりますよね。

池田: 白シャツは本当にアクセサリーが映えますからね。そして、デニムにも合うし、タイトスカートにも合うトップス。こんなに優秀なものはないので「ぜひ白シャツを味方に付けよう!」ですね。40代の女性は。

守山: 「シャツを着こなせない」っていう苦手意識がある人、すごくもったいない。

池田: もったいないです。絶対に似合うものがあるはずなので、探してみて欲しいと思います。あと、もうひとつは「ワンピース」。これはちょっと難しいアイテムでもあるんですよね。なぜなら、「ワンピース」と聞いた時に、みんな「ヒラヒラしたもの」をイメージするし、買いがちですよね。

守山: 確かに!

池田: あと「小花柄」とか。

守山: 可愛い方向に行っちゃいますよね。

池田: でも実は、ワンピースは、大人の女性を美しく見せてくれる、とっても優秀なアイテムなんです。そのコツは、前回も言いましたけど、やはり「サイズ感の合ったものを探す」こと。あと、素材感。これも前回、言いましたね。もうひとつは「柄物じゃなくて、無地」です。

守山: 「無地」!

池田: 柄物のワンピースって、しばらく前まで、すごく流行っていましたよね。

守山: 流行りましたねー! カシュクールワンピースとか。

池田: みんな着てましたよね。でもね、40代女性は「無地」をぜひ味方につけて、着こなして欲しい。

守山: うわー! 今すぐ、無地のワンピースを買いに走りたくなりました! 私。

池田: 探せばきっと良いものがあるはずなので、できるだけシンプルなものを買って。もしヒラヒラさせたい願望があったら……。

守山 願望(笑)。

池田: ヒラヒラは、ストールとか、スカーフとか。そういう所でやればいいんですよ。あとアクセサリーね! キラキラさせる、揺らすとか。……ということで、ぜひ「白いシャツ」と「無地の、身体にサイズが合ったワンピース」。これぞ自分の定番というものを、ぜひ40代の女性に持って欲しいなと思っています。

守山: すごく具体的なアドバイスでした。

 

服に対する「思い込み」から脱出する

池田: 菜穂子さんは前回「色々な経験をして今のファッションがある」というお話をしてくださいましたけど、服選びのコツを教えて頂けますか?

守山: はい。私は、洋服の選び方のコツ、2つあると思っているんですけれど。まずひとつ目は「店を選ぶ」。なぜかと言うと、40〜50代の女性で「20代のコ向けの、駅ビルに入っている店」で買い物してる方が、すごく多いという事に気がついたんですよ。

池田: 『ルミネ』とか。

守山: 『マルイ』とか。ああいうところに入っているブランドって、やっぱり若いコ向けの服なので、シルエットが細い。デパートの「ヤングカジュアル」のフロアで売っているものも、かなり細身です。

池田: 若い人向けの服は、やっぱりシルエットが違うんですね。

守山: シルエットはもう、全く違いますね。あの、ワコールさんが毎年、女性の身体の「年代ごとの変化の図」を発表していますよね。

池田: はい、私も持ってますよ。あの資料。

守山: ああいうのは、ちゃんと直視してみた方が良くて。20代と40代って、体形が違うのは当たり前のことなんです。ボディのお肉も柔らかくなってきますし。それなのに、無理やり、若いコ向けのシルエットの服に身体を詰め込むと、絶対に無理が出てくるんです。すると、美樹さんがおっしゃっていたような、サイズ感が全く合っていない服を着ることになってしまう。それで、みなさん、その合っていないことをごまかそうとして、大きいサイズを買っているんですよ。

池田: ああ、よく見ますね〜。

守山: 「若いコ服のブランドで、大きいサイズを買う」。これは、良くない例です。なので、若いコ向けブランドはもう放棄して頂いて、ちゃんと40〜50代向けのブランドで服を買う、と。その中で、センスの良い物を探して行くという。その方が、確実に身体がキレイに見えるかと思います。

池田: 昔、デパートによくあったような「ミセス向けフロア」に……という話ではないですね?

守山: 「ミセス向け」っていう名前が、何か、イヤですね。

池田: イヤですよね〜。「ミセス」になるのがね。

守山: あの呼び方、本当に何とかして欲しいと思ってるんですけど(苦笑)。今は名称が変わっているところも多いですね。「エレガンスサロン」とか「キャリアコンテンポラリー」なんていうフロア名になっています。「年代が上めのフロア」というのは、デパートにもありますし、セレクトショップでも「年齢上めの設定をしている店」がありますので、それに気づいて欲しいなと思います。

池田: お気に入りのショップとかあります?

守山: 私はやっぱり『伊勢丹(東京・新宿)』に行っちゃう事が多いですね。あと『六本木ヒルズ(東京・六本木)』は割と年齢上めの設定ですね。

池田: 『エストネーション』とか。

守山: 『エストネーション(東京・有楽町、六本木)』、行きます。あと『六本木ミッドタウン(東京・六本木)』も割と年齢上めの設定なので、そういう所に行くと良いと思います。私は基本的に『ルミネ』では服は買いませんね。ピアスとか、スマホケースとか、かわいい物があるので、たまにそういう物は買いますけど。洋服は買わない。

池田: そういうものは、アクセントとしてね。

守山: そうなんですよ、洋服は買わないようにしています。

池田: そして、ショップに行ったら「絶対にこれをやった方が良い」ということがあるんですよね。

守山: はい。「試着」ですね。試着って、無料(タダ)なので。とにかく遠慮しないで試着した方が良いと思うんです。

池田: ああ、意外と試着って、してないかも……。

守山: みなさん、試着を面倒くさがったりとか、「お店の人に申し訳ない」と思っているんですけど。店の側は「試着しないで欲しい」なんて、全く思っていない、歓迎してくれているんです。例えば私だと、1つのお店に行って、10枚くらい着ますね、平気で。

池田: そんなに!

守山: はい。カーディガンだけで7,8枚着たりとか。スカートだったら、もう10枚くらい着ます。

池田: それは経験したことない!

守山: 見ていても、わからないんですよね。洋服って「立体的に作られているもの」なので、ハンガーに吊るされている状態だと、着た感じが全然わからなくて。身体に合わせてみて「あ、意外とかわいいじゃん!」とか、「意外にスタイル良く見える」とか。もう、試着してみないと絶対にわからないので、とにかく、たくさん試着します。

池田: なるほど、それから?

守山: みなさんが緊張するのは、試着をして、何も買わない時ですよね。ですが「すみません、いろいろ着させてもらって。」「また考えて来ます!」と笑顔で言うと、店の方もたいてい、にっこりしてくれると思うので。試着を苦に思わない、どんどんチャレンジしよう、という考え方が良いと思います。あと、その試着する中で、例えば「新しいアイテム」というのがあるじゃないですか。トレンドのアイテム。

池田: 「ガウチョパンツ」とか?

守山: 「ロングスカート」とか、今年だと「ロングカーディガン」なども流行っています。そういうものを、気軽に試着してもらいたいんですよね。「意外と、履いてみたらよかった」「着てみたら行けるな」というものを見つけられると思うので。たくさん「量」を着てみる、ということが、大事だと思います。

池田: この年代になると「自分にはこれしか似合わない」という思い込みも、あるかもしれませんね。

守山: あるんですよ。だから「手あたり次第、着てみる」と言ったら、ちょっと雑な言い方かもしれなですけど。そういう感覚くらい持って良いと思います。

 

ファッションの次は、アレの話です

池田: さて、「Beautiful 40’s」。2回目・3回目と、ファッションの話をしてきましたけれども。4回目は!

守山: 「美容」の話。ビューティーの話をしたいと思っています。

池田: 避けて通れないテーマですね。

守山: そうですね。スキンケア、メイク。そういう話をして行きます。

池田: これに関しては、私は言いたいことがたくさんありますよ!

守山: 私も美容雑誌の担当をしていた時期があるので、化粧品はだいぶ使い込みました。また面白い話になるんじゃないかな、と思います。

池田: お互いに教え合ったり、発見があったりね。

守山: 知りたいですね!

池田: 来月までお預けという事で。

守山: ありがとうございました!


※この記事はサウンドマガジン「Beautiful 40’s」の書き起こしで、2016年3月に収録されたもので、その後、加筆を行いました。

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※この書き起こしはテープ起こし専門ブラインドライターの松田昌美さんにお願いしました。視覚障がいのある松田さんのブラインドライターというお仕事についてはこちらから

写真/守山菜穂子(編集部)


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