2018年02月05日

ビジネスプロデューサー・及川恵利|40’sお仕事図鑑

文/池田美樹(編集部)

都会で美しく働く40代の 「スタイル」を探る連載「40’sお仕事図鑑」。第2回目は、本メディアでディレクターを務める、及川恵利。インタビュアーは、本メディア編集長の池田美樹が務めます。

 

Q. 恵利さんのお仕事は何ですか?

恵利 私の仕事は、業界で言えばIT、業種でいえば広告、職種で言えば営業です。企業や広告代理店さんに対し自社メディアを活用したコンテンツビジネスをご提案したり制作進行したりしています。

Q. どんな毎日なんでしょう。

恵利 毎日同じ日はなくて、おもに人と会ったり企画を考えたりしていますね。具体的にいうと、会社にいくつかあるWEB媒体を使っての広告やクライアントへのソリューション提案です。

Q. 「営業」というと、自分で企画を考える感じがしなくて、お客さんと話がまとまったらあとはクリエイターに任せる、というイメージなのですが、自分で企画を考えたりもなさるんですね。

恵利 そうなんです。営業はすごくクリエイティブな仕事だと思っていて、ディレクターやプロデューサーという要素も多々あるんです。モノを売るのは昔のスタイルの「ザ・セールスマン」。今はお客様の課題を聞いて、それをどうしたらいいか、という骨子まできちんとプランニングする能力がないとお客様と会話もできない。またその知識をもって社内外の人をアサインし、チームをつくっていくこともできません。

「営業」といってもモノを売るだけでなく、コミュニケーション能力ももちろんですが、チームを動かしていくマネジメント能力、ものごとを推進するディレクション能力が必要です。

Q. なるほど。今の会社に入ったのはなぜですか?

恵利 一度、転職をしているんですが、最初にいたのは広告代理店なので基本的なところは変わっていません。今いる会社はWEBに特化した会社なのですが、前にいた会社はそこが弱かった。これからの時代、WEBを主体とした企業に行きたくて転職しました。

広告代理店からスタートしたわけなのですが、モノを売る仕事ではない、と感じてそこに入ったように思います。

おもしろいことに、今はWEB屋さんになったつもりが、過去の経験がいろいろ生きているんです。リアルイベントやトラディショナルなメディアとの連携も必要とされてきているので、また戻ってきている感覚も少しありますね。

Q. 今、イベントという話が出ましたけれど、イベントの企画などもお仕事のなかに含まれる?

恵利 はい。プランニングする際に必要となれば、WEBとイベントを組み合わせた提案をすることもあります。もちろん、開催するとなれば自分1人でできるわけではないので実際には複数の人間が動くわけなのですけれど。

Q. 今の仕事の好きなところはどこですか?

恵利 すごく変な言い方かもしれませんが、毎日が違うところですね。それと、つねに新しいテクノロジーとか新しいマーケティングの考え方などどんどん変わっていくので、そのダイナミズムを感じられるところがすごくおもしろいです。大変ですけれど(笑)

Q. 大変という言葉が出ましたが、どういうところが?

恵利 やらなければいけない範囲が広いことと、物理的な量が多いところ、あと、自分から知ろうとしない限り新しい情報が入ってこないといいますか、新しいことを知ろうとする情熱をつねに維持していなくちゃいけないところとか…今はそれが楽しいんですけれど、ふと疲れたときにちょっとしんどいなと思ったりすることも。

Q. 疲れてしんどくなったらどうします?

恵利 情報をシャットアウトしちゃってるかなあ…うーん、でもよく考えてみると、なんだかんだ言っててそういうことはこれまでにしたことがないな。もともと好きなんだと思います。休日も、スマートフォンを見ない日はないですし。

Q. Facebookなどを見ていると、しんどさはワークアウトで消化しているようにも見えますよ(笑)

恵利 それはあるかも(笑)。でも、ワークアウトでリフレッシュ「しなければならない」と思ってやっているわけではなくて、「したい」からやっている。結果的にそれが、ストレス発散のスイッチになっているかもしれませんが、それが目的じゃないんです。

 

写真/ダンス系ワークアウトにハマった頃。

Q. そうかあ。もともとはどういう少女時代だったんですか?

恵利 私、(東京都)三鷹市に生まれたんですけれど、当時は郊外の、東京のいなかみたいなところだったんですよ。だから、たぶん朴訥な感じだったと思います。勉強も好きで、本を読んでいるような子どもでしたね。

それが、私立の高校に入って、まわりが華やかな女の子達ばかりになって、こんなに華やかな世界があるんだ、と思ったのが最初のカルチャーショックでしたね。

Q. その時、少女・恵利は自分も華やかになろうとしました?

恵利 しましたけど、なりきれず(笑)。華やかな女の子達の端っこのにみそっかすみたいな感じでいましたねえ。

Q. 勉強は何が好きだったんですか?

恵利 最初は理数のコースを取ってたんです。ただ、当時の数学の先生が、思春期だった私は好きになれず…大好きな数学で0点を取って以降、勉強はガタガタになっちゃいました。

それまで、キライな科目はなかったな。世界史が特に好きでした。キライなのは体育くらいでした。

Q. それが、今ではワークアウトオタクに!

恵利 変わるものですね(笑)

Q. 私は営業職の経験がないのでどんなお仕事か、なんとなくしかわかっていなかったんですけれど、今日のお話しを聞いて、クリエイティブな仕事なんだなってよくわかりました。

今やっていらっしゃるお仕事で人や社会に何か影響を与えるとすれば、どういうメッセージでしょう?

恵利 私たち全員、生活者にとっても、もうちょっと大きく言うと地域や社会にとっても、なんだか楽しかった、というように「プラス」になるような、広い意味でのコンテンツを作り上げることができたらハッピーだなと思います。それが記事であれイベントであれ、なんでもいいのですが、自分が作り上げたもので人の心をあったかくして差し上げられたり、社会にプラスになるようなものをつくりたいですね。

PROFILE

及川恵利(Eri Oikawa)
プロフィール 東京都出身。広告代理店勤務を経て現在、デジタル系企業のメディア部門勤務。続々オープンしている新種のジムの体験巡りにハマり中。

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冒頭写真/小池哲夫
文中写真/及川恵利(編集部)


2018年02月05日 Posted by naoko | カテゴリー: Business | タグ: , ,

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