2018年02月04日

40代女性のボディライン問題、 どう取り組む?

文/編集部

池田: Beautiful 40’s(ビューティフルフォーティーズ)、いよいよ7回目で、折り返しましたね~。

守山: 折り返しましたね。一応、12月まで続ける企画となっております。

池田: 夏! 夏ですね~!

守山: 夏、来ましたね! 美樹さんにとって「夏」とは、何ですか?

池田: 「知らない間に終わっているもの」……。

守山: また、そんなポエムを(笑)。

池田: だって。そんなじゃない?

守山: 働いているとね。

池田: うん。どんどん時間が過ぎ去りますね。

守山: オフィスにいる間に、夏が終わってたりしますよね(笑) 私にとって夏は、すごく単純なんですけど、やっぱり「スイカ」「かき氷」とかかな?

池田: あ~、わかる。

守山: 季節のものを、楽しみたいじゃないですか。

池田: そうね。俳句の季語の書いてある歳時記(さいじき)を見ているとね、夏はすごく楽しいですよ。

守山: 楽しいですよね! 彩(いろど)りも豊かだし。あと、冷たい物とか、ぷよぷよした、ヨーヨーみたいなもの、そういうの楽しいじゃないですか。質感が色々なものが出て来て。

池田: 今年はちょっと、意識的に夏を楽しんでみたいと思います。

守山: 楽しんでください!

 

自分の体型がどうなのかを認識するところから始まる

池田: 今日は、「ボディライン」の話をしようということになってました。

守山: 夏ですしね。

池田: そうですね。「ボディライン」で思うのが、素っ裸になって、全身鏡で自分を見ることってあります?

守山: 私はありますね。見るようにしています。

池田: 意外と、みなさんに聞くとね、ないって。

守山: うーん。何で、ないんでしょう?

池田: いろいろ理由はあるんでしょうけど。「全身鏡を持ってない」とか、「家族と一緒に住んでいて(全身鏡が)玄関にしかない」とか。

守山: それはありますね。

池田: でもね、ぜひ本当に、裸になって、自分の姿を徹底的に、客観的に見るっていう所から、始めるといいんじゃないかと思っています。

守山: 「目を背けたい!」とか「ちょっと見たくない」という人もいるかもしれませんね。

池田: まず自分の体型がどうなのか、を認識するところから始めて、たぶんね、ネガティブな気持ちが生まれてくると思うんですよ。

守山: 「お腹が……」「二の腕が……」とか。ありますよね~。

池田: そうそう。あと「胸が……」とかね。色々あるじゃないですか。でもそういう「罪悪感」は、「自分の軌道修正を図らせてくれる」感情なんですって。だから罪悪感を抱いた所が、すなわち、自分が修正して行かなきゃいけないボディラインということになりますね。

守山: なるほど。それを自分に気づかせてくれてる。

池田: そうです。むやみに「体重を落とそう」とか「ダイエットしなきゃ」とやっていると続かないので、「ここがこうで、自分が嫌だから、こうしよう」という風に、目標をもうちょっと、小さくして行くというのかな。

守山: あ、確かに、「ちょっとポッチャリしてるな」みたいなのと「罪悪感」って、段階が違いますね。罪悪感を抱いちゃうくらいのレベルになったら、軌道修正した方が良いよと、心が教えてくれてる。そういう意味ですね。

池田: そう、自分の心が教えてくれるの。今「幸福学」の勉強をしているんですけど、その中で出合った「フォーカシング・イリュージョン(Focusing Illusion)」という言葉、ご存知ですか?

守山: 初めて聞きました。

池田: フォーカス(Focus)は、何かに「視点」や「焦点」を当てるという事ですよね。イリュージョン(Illusion)は「幻想」っていう意味です。そこからわかるように、人間って「特定の価値を過大評価する」習性があるんですって。そういう傾向があるというか。例えば「もっとお給料が高ければ、幸せになれるに違いない」とか。

守山: 「お給料が低いから、私は幸せになれないんだ」というところにフォーカスしちゃってるんですね。

池田: そう。「私は結婚すれば幸せになれるに違いないけど、どうして結婚できないの?」みたいに。そこだけに視点を当てがちなんですって。でもそれはイリュージョンなんですよ。実際そういうことはないんです。だからボディラインも一緒で「私、なんか太ってて、カッコ悪いんじゃないかな?」とか「何となくお腹が出て来て、良くないんじゃないかな?」ではなく、きちんと1回、客観的に、自分を見つめてみるという作業を加えてみる。

守山: イリュージョンの部分は取り払ってみて、冷静に見て、それでも罪悪感を感じるようなことは、是正して行けばいい。という事ですね。

池田: そうなんです。

守山: なるほど。すごく冷静になれそうです。面白いですね。

池田: とても科学的なアプローチなんです。そんなボディラインとの付き合い方を、私自身も試したいなと思っています。

 

人が、人を認識するとき、第一印象で大きな部分は「体型」

池田: 菜穂子さんは、ボディラインに関して考えていることはありますか?

守山: 今、美樹さんが「自分で自分を見て、ボディラインを認識しよう」とお話ししてくださったんですけど。私は「人からどう見られているか」を、パーソナルブランディングの観点からお話したいと思うんです。

池田: 興味ある!

守山: セミナーでもお伝えしているんですけど、人が、人を認識するとき、第一印象で一番大きな部分は「体型」なんですよね。

池田: ああ、ぱっと目に入るから。

守山: 大きなシルエットですよね。あの、よく人のことを思い出す時に「この間、会った人って、どんな人だっけ?」「ほら、あのガタイが良い感じの人!」とか「ちょっと、ひょろっとした感じの、背の高い人、いたじゃん」みたいに言いますよね?

池田: ああ、そういう風に言うね!

守山: そう。「そういう風に、自分も人から認識されてる」っていうことです。自分が丸っこい体形だろうと、ガッチリしていようと、華奢な人であろうと、とにかく自分が「人からそう思われてるよ」ということに、まず気が付きましょう。こんな話を普段からしているんです。

池田: なるほど。

守山: パーソナルブランディングでは「自分はこう思われたい」定義と、自分の体型を、ちゃんとすり合わせていかなきゃいけない。例えば、すごく華奢で、ナヨナヨとした感じの人なのに「堂々と大きくみられたい」っていうのは、そこにギャップが生まれちゃってるんですよね。自分が実際に醸し出している雰囲気と、「そういう風に見られたい」という思いがずれているので、どちらかを是正して、合わせていかないと、不幸な結果になってしまいます。

セミナーなどで自分のパーソナルブランディング考えた後に、体型の話をすると、「自分は華奢なんだけど、組織の代表者としてすごく大きく見られたいので、ちょっと筋肉を付けたいと思う」とか「コンサル業でこれから頑張って行きたいのに、ちょっとポッチャリしていると、業種と体型が合っていないような気がするので、痩せます!」とか。そういう風に自分から言ってくださる方が多くて、面白いなと思っています。

池田: やっぱり、そこでも一旦「客観的になる」というのがポイントなんですね。

守山: そうですね。もちろん、さっき美樹さんがおっしゃった、自分の体型を鏡で見るというのも大事だと思います。あと、洋服の形状とかも、結構、影響があるので。「シャープなものを着てる人」とか「まろみがあるものを着ている人」など、特に女性はいろんなシルエットの服があるので、それも含めて、「自分がどういう風に見えているか」と、体型全体、シルエット全体を自分で把握するのが、すごく大事だと思います。

あと、もうひとつは、相談にいらっしゃる方で「迷ってるんです」「悩んでるんです」という人は、軸がフラフラしてる。「軸」とか「芯がぶれてる」。あと日本の言葉で「丹田(たんでん)」とか「肝が据わってる」という言葉ありますよね。「インナーマッスルがしっかりしている」とも言う。これ全部、同じような事を言ってると思うんです。「ぶれない軸を作る」ということと、体の筋肉みたいなもの。精神的なものと、肉体的なものが、すごく体になっている部分だと思うんですよね。

なので「なんか自分がフラフラしちゃって、なかなか腹が決まらない」っていう人は、インナーマッスルを鍛えてみてはいかがでしょうか! かくいう私も、ヨガをやっているんですけど、それが精神的なものに大きく反映しているなと思っています。

池田: なるほど。面白いですね。

守山: ボディラインの、単純に外側の話じゃなくて、その内に通っている「軸」の話もしちゃったんですけど。「決められない」とか「迷いがある」っていう人は、中から鍛えてみるという考え方も、ひとつ選択肢に入れてもらうといいかな、と思っています。

 

自分の身体をよく見ることは心を整えることにつながる

池田: ボディラインの話をしていたはずが、なかなか深い話になって、面白かったですね。

守山: そうですね! やっぱり「自分の身体をよく見て、自分を受け入れよう」という話の共通点がありましたね。

池田: そうですね。そうすることで、心の整え方も変わってくるという。

守山: 本当ですね。あと、自分の身体を大事に。特に夏でね、露出されたり、見える部分も増えてくると思うので。身体を可愛がってあげて欲しいな、と、すごく思います。

池田: 本当。「自分で自分を慈(いつく)しむ」というのが、一番大切ですからね。ご自分の「ボディライン」も、ぜひ可愛がってあげてくださいね。

守山: じゃあ、来月、8月について。

池田: 女性誌的に言うと「モノクロページ」を作りましょうかね。読み物を。

守山: はい。「SNSの付き合い方」というお話をしたいと思います。Facebook、twitter、Instagram(インスタグラム)とか、すごく悩んでいる方も多いと思うので。特に20代のコたちとはまた違う、40代としての「大人のSNSの付き合い方」というお話をしたいと思います。

池田: また来月も、お楽しみに~!

※この記事はサウンドマガジン「Beautiful 40’s」の書き起こしで、2016年7月に収録されました。

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※この書き起こしはテープ起こし専門ブラインドライターの松田昌美さんにお願いしました。視覚障がいのある松田さんのブラインドライターというお仕事についてはこちらから

写真/池田美樹(編集部)


2018年02月04日 Posted by miki | カテゴリー: Beauty | タグ: ,

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