2018年02月04日

40代のメイク、時間が止まっていませんか?

文/編集部

池田: 「Beautiful 40’s」、いよいよ第5回目となりましたね。新緑の美しい季節になりました。

守山: 最近、色々な方から「Beautiful 40’s、聴いてるよ」と言われることが非常に増えてきまして。男性も含め。

池田: この間は2人でいる時に「おっ、40’s(フォーティーズ)!」って言われましたね。

守山: あれは良かったですね。4か月目にして、だいぶ盛り上がってきましたね。

池田: ユニット感が出てきましたよね。いやー、ありがたいことです。さて、前回の第4回目は、スキンケアのお話をしましたね。

守山: あまりスキンケアの話にならなかったですけど(笑) お肌の話をしました。

池田: その流れで、今回、メイクの話はいかがでしょうか。

守山: メイク、やっぱり40代になると、悩みが深いですよね。

池田: 深いと思います。それじゃ、つれづれに話して行こうと思います。

 

メイクに関して進化してない人が多すぎる

池田: メイクといえば、私、すごく忘れられない思い出があります。

守山: なんでしょう。

池田: 昔の方って「鏡台(きょうだい)」でメイクしてたじゃないですか。わかります? 鏡の台。

守山: メイク道具が置いてある。

池田: そう。母がそこでメイクしてるのですが、私ね、その鏡台で、母がいないときに勝手にメイクしてたの。

守山: かわいい。

池田: それが、楽しくて楽しくてしょうがないんだけれど、基本的に子供はメイクしちゃダメじゃないですか。だから、クレヨンの「赤」に自分で「くちべに」とかって書いて、自分の気持ちを満足させてた。

守山: かわいいですね〜。「私、口紅持ってるから(自慢)!」みたいな。

池田: そうそう! 気分だけね。

守山: それ、いくつぐらいの時ですか?

池田: 小学校の低学年ですね。

守山: 7歳、8歳の時? うーん「女子」ですね。

池田: 既に「女子」でした。そういう時期を経たにも関わらず、40代になって自分の周りを見たところ、メイクに関して進化してない人が多すぎて、結構ビビッてます。「自分が覚えたときのメイクを、そのまま永遠にする」とか言われません? 女性って。

守山: 確かに。バブルの時代でメイクが止まってる人は結構いるな、という気はします。特に40代後半の方で。

池田: いますね。私は仕事柄、最新のメイクに触れる機会が多いので、できるだけ研究するようにしていたんですけれども。お友達を見てるとね。「眉(まゆ)、もっとこうすればいいのに」とか、「もっとこういうリップの色を使えばいいのに」と思うことが正直、多いんですね。

守山: どうするんですか? そういう時。言います?

池田: 言えない。

守山: ちょっと言いづらいですよね……。わかる。私もある。

池田: 言いづらいですよね〜。でも「例えば、たまにプロにメイクしてもらったりすると、楽しいよ」とか言ったりはしてますね。

守山: メイク教室、たくさんありますよね。

池田: それが敷居が高い場合、デパートのカウンターに行って、ちょっとポイントメイクしてもらって。ついでに買っちゃってもいいと思うし。そうすると最新のメイク事情を教えてもらえるじゃないですか。

守山: そこを使わないのは本当にソンですね。せっかくやってくれるんだから、上手く活用したらいいですよね。

池田: 本当にそう思ってます。あと私の場合、やはりプロにメイクをしていただく機会を作るようにしてます。ここぞという、例えば写真を撮る時とかは、自己流に頼らずに。「メイク何千円」というお店も探せばあるんですよ。

守山: ありますね。駅ビルとかに入っていたりしますよね。

池田: 入ってます。そうすると「私の顔って、こうなるんだ!」と、ものすごくびっくりします。

守山: プロのテクニックはすごいです、やっぱり。私も「メイク教室」というか、ヘアメイクさんにメイクを教わるというのを、今まで人生で2回くらい受けたことがありますね。ちゃんとお金を払って教わりました。やっぱり全く違うので、一度も受けたことがない40’sの方は、ぜひ受けてみると良いと思います。

池田: 私の場合は、できたばかりのメイク、自分の写真を、スマートフォンで撮っておいて、「自己流」とどう違ったかを考え、その写真を見ながら、次に自分でメイクしてみるの。するとね、だんだん慣れるごとに、それが自分のメイクになっていくので。自分の顔が「良く」なっていきます。これは本当にお勧め。1回プロに教わる。

守山: なるほど、研究をするわけですね。

池田: そう。でも「それはなかなか敷居が高い」という人には、「せめて、『眉』と『リップ』だけでも、流行を気にしましょう」とアドバイスしたいですね。

守山: なんで、眉とリップなんですか?

池田: 時代が出るからです。

守山: 眉は本当に、時代により全く違いますからね! 今、すごい「太眉ブーム」ですよね。細くてとんがった眉を描いてる人、要注意ですね。まずいです、今それだと。

池田: また太眉ブームになってますね。眉も、毎年ちょっとずつ流行が入れ替わっていく。「眉頭(まゆがしら)の消し方」とかにも流行がありますからね。雑誌を見るでも、さっき言ったようにプロに教わるでもいいし。楽しんで勉強して行くと良いと思います。あと、リップは最新の、その年のものを1本、手に入れておくことをお勧めしたいですね。しばらくヌーディーが流行っていたけど、今はしっかり輪郭(りんかく)を取って、キッチリ色をつけるのが流行ってるじゃないですか。そういうことに気をつけておくと「眉とリップだけで、あなたの顔が、最新の素敵な顔になります!」とお伝えしたいです。

守山: 確かにしっかり色をつけた方が、今っぽいですね。あと「プランパー(Lip Plumper )」って流行ってません? ふっくらさせるタイプの、グロスっぽいんだけど、すごく唇がプルプルになるっていう。あれもすごく良いですよね〜。私、結構、愛用してます。

池田: グロスを1本、必ず外出先に持っていくっていうのはね、お勧めですね。実は私、婚活してる友人に「何かひとつだけアドバイスして」って言われたとき「毎日、リップグロス塗りなさい」って言ったら、本当に結婚した、ということがあります。

守山: えー、おもしろい(笑) ……っていうか、それまで塗ってなかったのか?

池田: その人は塗ってなかったの。本当は、それで自分の気持ちが向上したのが一番大きいと思うんですけど。

守山: 「女度が上がった」ということでしょうか。

池田: そうですね。自己暗示をかけるといいましょうか。メイクはね「自己暗示をかけたり、人に与える印象が変わったり、いろいろ楽しみながらやっていくと、さらに楽しいことが待ってますよ」。そう私は捉えています。

 

顔の造形は、立体でできている

池田: 菜穂子さんは、メイクに関してはどうですか?

守山: さっきお話した通り、メイク教室とか、プロのメイクアップアーティストの方にメイクを教わるというっていうのは、定期的にやる必要があると思っているんです。メイクはファッションと同じく、すごく「時代」を表すものだし、「遅れているメイク」をしているだけで、もさっとした感じの人になってしまうので。ちゃんとアップデートして行くというのを大事にしていますね。これは美樹さんと同じ。

池田: そうですね。

守山: あともうひとつ、自分のメイクに関しては、顔の「骨格(こっかく)」、骨(ほね)を理解して、自分の骨格に合わせたメイクをするということを大事にしています。

池田: 骨格?

守山: はい、これはたぶん、私が美術のデッサンなどを勉強していたせいもあると思うんですけれど。例えば「アイシャドウを塗る範囲」って、よく雑誌だと「アイホール」と書いてあるじゃないですか。

池田: うん、書いてありますね。

守山: 「アイホール」って、つまり「半球型」をしてるんです。目のくぼみ全体のことなんですよね。自分で目を触ってみて「(実際に触りながら)ココがへこんでいて、ココが出っ張ってるな」って。目の上の、まぶたのところ。まる〜い形をしているのがわかると思うんですけど。この丸くなっている所、全体が「アイホール」だよ、「目は球体である」「まぶたは、球の上に乗っかっている皮膚である」ということを理解しておくと、のっぺりしたアイシャドウを塗るということはなくなる訳です。

池田: うわあ……。私、人生40数年にして、今、初めてそれを知った。「面」としてしか、捉えてなかった。

守山: 雑誌は平面に落としますからね。「面」じゃないんですよ。「立体」なんですよね。チークもよく「頬骨(ほおぼね)の高いところに塗る」って雑誌では書いてあると思うんですけど、頬骨の位置って、みなさん、触った事あります?

池田: ないです!

守山: 出っ張ってる所。この、目の下の、一番、出っ張ってるところに、チークを載せる。

池田: (自分の頬骨を触りながら)今、2人で、頬骨を触りながら話しています。

守山: 頬骨の形状に合わせて、一番盛り上がってる所に塗るんだよ、と。これは、まず自分の手で触ってみるのが、すごく大事だと思っています。

池田: そうか! プロの人はそれを見極めて、メイクをしてくださっているということなんですね。

守山: そうです! だから人によって、チークをつける位置が変わるのは当然だし、アイシャドウをつける位置が変わるのも当然ということですよね。眼球が大きい人だったらまぶたも広くなるし、眼球が小さいというか、目の形、自体が小さい人もいるだろうし。二重の幅とかね、そういうのもやっぱり、自分で鏡を見て、正面だけじゃなくて「顔って立体でできているんだよ」と知ると、すごく面白いですよね。

池田: なるほど。それを意識すれば、自分のメイクが変わって来るかもね。

守山: 変わってきますね。あと結構「横」を見ていない人が多いですよね。三面鏡がある人はもちろん、ない人は「合わせ鏡」で、横から自分の顔を見てみるというのは大事だと思います。アイラインやアイシャドウ、正面しかついていない人、「横が見えてないぞ?」という方は、結構いるなと思います。

池田: 耳が痛い〜。他には何かありますか?

守山: もうひとつは、私、ポートレートの写真撮影会というのを定期的にやっているんですけど。

池田: はい。私もお世話になりました。

守山: 今まで2年くらいかけて、80人くらいの方の撮影をして来て。プロのメイクさんに入ってもらうことが多いので、皆さん、メイクは綺麗にできている状態で。そこで見ていて思うことなんですけど、やっぱり「表情」! すごく基本的なことなんですけど、「笑顔の柔らかさ」というのでしょうか。なんというか、筋肉が固まってしまって、うまく笑えない人って、すごく多いんですよね。

池田: 「表情筋を鍛えよう」なんて、良く言いますよね。

守山: やっぱり、筋肉なんですよね。頬骨の方から耳の方へ行く筋肉と、口の横の、口角の所から耳の方に行く筋肉と、大きい筋肉が2本、顔にあるんですけど。これが柔軟に動くかどうかで、イキイキと見える加減が、もう全く変わってきます。顔の筋肉を動かしていない人は、本人はにっこりしているつもりでも、なんか仏頂面(ぶっちょうづら)に見えるというか、不機嫌そうに見えちゃう。

池田: もったいないですよね。

守山: すごくもったいないんですよ。ちょっとマッサージしてもらったり、思いっきり口を横に「イーッ」と引いてもらって、その筋肉を動かしてから撮影すると、とたんにイキイキと見えたりするんですよね。顔の筋肉も、身体の筋肉と同じで「筋肉」なので。放っておくと老化して、どんどん退化して行きますので。「顔の筋肉を常に動かしている」という意識を持つのが、すごく大事だと思います。

池田: 私いま「幸福学」を勉強してるじゃないですか。「笑顔」の筋肉の状態を作るだけで、人間の幸福感って増すんですよ。

守山: あー、なるほどー!! じゃあ、常に笑顔でいる人は、それだけで幸福ということですね。

池田: そう。笑顔でいるだけで、免疫力もアップするという実験結果が出ています。

守山: へえー、いい話。やっぱり、にっこりしてる人が、人はみんな好きですし。「話しかけやすいな」とか、「この人、自分の話を聴いてくれてるな」とか思えるのって、笑顔なんですよね。

池田: 自分自身も、健康で、幸福でいられる。

守山: どれだけ素敵な、流行りのリップを塗っていても、仏頂面をしてるだけで素敵に見えないと思うので。メイクに興味がある、意識が高いような方は、ぜひ、もうひとつ踏み込んで「顔の筋肉を動かして、笑顔でいる」というのを心がけて頂けると良いかなと思います。あと、その表情筋が衰えてくると、いわゆる「ブルドック顔」になって行きます。

池田: わー、やだ、やだ!

守山: 口の下から、あごの下の所に、余分な肉がついて。あごのラインがもたついてきます。

池田: それは40代としては、大問題。

守山: ですね。「最近ちょっと、あごが丸くなってきちゃったわ」って気にしてる方、多いと思うのですが、特別な美顔器とか使わなくてもいいと思うんです。顔をほぐして、大きい表情を作る努力をする。「ア〜~」とか「イ〜〜~」とか、大きく動かしてもらうだけで、あごもすっきりするし、おススメです。

池田: 「メイクを美しく魅せるには、まず表情筋を鍛えるところから」というのが、今月の結論になりましたね。

守山: そうですね。そして「メイクはアップデートして行こう!」でした。

 

次回は、悩み深き髪のお話を

池田: 今回は、仕事柄、大勢の女性に会ってきた私と菜穂子さんが、メイクについて思う所を語りました。来月はどうしましょう?

守山: 今まで、スキンケア、メイクと話をしてきたので、この流れで「ヘア」、髪型の話を。

池田: 実はヘアが一番大切、という話もありますから。来月はそのあたりに切り込んで行きたいな、と思っています。

守山: 髪型とか、ヘアケア(髪のケア)。あと、40’sだといろいろ、悩みも増えて来る世代だと思うので。そんな話もできたらと思っています。

池田: 来月もぜひお聴きください。

守山: ありがとうございました。

※この記事はサウンドマガジン「Beautiful 40’s」の書き起こしで、2016年5月に収録されました。

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※この書き起こしはテープ起こし専門ブラインドライターの松田昌美さんにお願いしました。視覚障がいのある松田さんのブラインドライターというお仕事についてはこちらから

写真/池田美樹(編集部)


2018年02月04日 Posted by miki | カテゴリー: Beauty | タグ:

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